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この両剤は、軽質原油のマーバンムース化油には有効であったが、本調査研究に用いた他の原油ムース化油及び重油ムース化油(平成7年度)には、油水分離効果が低く且つ乳化分散する量が多いことが分かった。
そこで平成8年度の始めにエマルジョンブレーカーを再度検討することとし、市販品の再調査とエマルジョンブレーカーに用いられている界面活性剤の主成分及び電離の型等について調査した。
その結果を表−6に示す。
表−6 エマルジョンブレーカーの主成分等

※空白部分は資料を入手できなかったものである。
エマルジョンブレーカーは、石油精製の前処理として脱塩装置で原油中の塩分除去を行う際、塩水と油分の分離を行うため使用する処理薬剤である。
このため、原油の種類や同一産地の生産原油の年月が経過すると、原油性状あるいは塩分濃度が変化することがあり、エマルジョンブレーカーの界面活性剤の主成分等や配合比を変える場合がある。
また重油に用いられるエマルジョンブレーカーは重油中の水分を分離するのに使用される。
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